そんなこと聞いてどうする？風俗嬢の気分を害する愚問

基本的に良いお客さんが多い、というか変な人はいても最悪な人は多くないって感じなんだけどさ、たまに迷惑客の権化みたいな人もくるわけ。しかも最初は隠していても徐々に本性を露にしてくる人もいるから困る。

下心は誰しも持っているものだと思うけど、お客さんとの会話でこういう質問をされると風俗嬢の気分を害してしまうと思ってね！軽い下ネタくらい男性的には普通の質問なのかもしれないけどさ、女の子的にきわどい部分って答えたくないんだよね。

そんなわけで、今回は実際にあった下ネタ質問をいくつかピックアップしておはなしするね。こういう質問したことある人～？

二度としないでね。

＜最近いつ彼氏、旦那とエッチしたの？＞
この質問をされる前、だいたい旦那もしくは彼氏がいるかの有無を聞かれるねー。

前提として、風俗で働いてる女の子たちの中には彼氏がいる、旦那がいる、または子供がいるなど色んな子がいると思っておいてください。

基本的に風俗では既婚者子持ち彼氏アリは別に禁止されてないし、個人個人で隠す人は隠すし言う人は言うってスタンスだと思う。他にもお客さん個人と親密な関係になりたくないから、あえているって嘘を付く女の子もいるよ。

この質問をするお客さんの心理として考えられるのは、パートナーとの関係性を詮索したがってるのがあるのかなと思う。

ゆうなが実際に「最近シてないな～」って答えたら「え～もったいない！」って言ってきた人もいた。これで終わるんだったらまだいいんだけどね。これに続くセリフが最悪なの！

「そんな彼氏捨てちゃいなよ～！」とか「じゃぁ俺とセフレにならない？」とか、わけわかんないこと言ってくる人もいるわけ。

そんな奴とプラベで会うわけねーだろ！バーカ！

……って言いたい気持ちを必死にこらえて受け流さなきゃいけないのが悲しいところ……。

たまに悪質な風俗店だとお店側からプライベートでも会うように指示をされることもあるって聞くけど、良心的なお店は絶対に禁止されてるから、いくら口説いても無理だと思っておいてよね。

＜一人エッチってするの？＞
この質問ね～ほんとにキモイ！どちらかというと「最近旦那、彼氏といつエッチをしたのか？」と聞かれる方がまだマシ！

もちろん中には一人エッチするのが好きな女の子もいるかもしれないけど、男性に比べて断然その数は少ない。

男の人のオナニーって性欲の発散とか、デトックスとか、ストレス解消とか色んな事が理由ですると思うけど、女の子の身体は男の人の身体とは違うから、たまにムラムラすることがあっても、男の人みたいに「たまる」みたいな感覚ってないんだよね。

そもそも一人エッチしてたとしても恥ずかしくて人には言わないし。

これを聞く心理としては性欲がたまっている、もしくは誰にも相手してくれないのなら自分が……という下心を持っているのが見え見え！

それに、あー女の子のことなーんにもわかってないんだなー。AVでしか女の子のこと知らないんだーって思っちゃうかも。

セクハラ確定！お客さんの想像にだけで留めてほしい質問

＜おっぱいは何カップなの？＞
もちろん風俗って仕事柄だからさ、足とか胸とかに注目されてても仕方ないことは風俗嬢でも理解はしてる。特にエステ系の店舗の場合はメンズエステ、風俗エステ共に露出度の高い格好をしてるし、HPに載ってる内容が嘘なんじゃないかって疑う気持ちもわかる。

デリヘルとかソープの女の子はあんまり気にしない子が多いけど、エステ系で働いてる女の子は嫌がる傾向があるの。正直女の子からすれば同性であったとしてもあまり話題にしたくないネタでもあるから、デリケートな部分に触れるのは止めてほしいな！

特にメンズエステの場合は風俗ではないという張り紙を部屋の中にしてるから、店舗型であればスタッフから注意を受けてしまう可能性もあるから気をつけてね。

＜働いていてムラムラしないの？＞
これよく聞かれる質問！

でもね。ないよ。

お客さんのことは異性というよりも、お客さんとして見ていないの。

何故なら風俗嬢側としては仕事としてやっているから、そんなことを一切考えてない。正直に言うと、お客さんがつく度にムラムラなんてしてたら仕事になんない！

まぁ、たま～にタイプだったり美しい肉体を持つお客さんだったら「お？」と思うかもしれないけど(笑)

ヘルスとかソープだったらまだ良いかもしれないけど、エステとかマッサージ系の風俗の場合は施術に集中しなきゃいけないからさ。

もしかしたらそのせいでクレームを起こしてしまうこともあるし、働いてる側としてはクレームが出ることは避けたいから、ちゃんとしてる風俗嬢は自分の性感に集中して手を抜くことはないよ。

こういう質問をする人は、もしかしたら自分を意識してほしいのかもしれないけど、意識してほしいんだったら要らないこと言わずに良いお客さんでいることを徹底してね。